AmazonのFBAで要期限管理商品を納品したいけど・・・
- どうやって納品すれば良いのかわからない
- 具体的な納品するやり方を知りたい
- 納品するときに注意するポイントを教えて欲しい
アマゾンで「食品&飲食」カテゴリーの出品解除に成功したあなた。
次は仕入れた商品をFBAへ納品する作業ですね。けれど、初めての経験で困っていませんか?
でも、ポイントさえ押さえておけば一般的な商品と同じで、意外と簡単に「要期限管理商品」は納品できます。
そこでこの記事では、私自身が実践して学んだ実体験に基づき、要期限管理商品の納品手順についてくわしく紹介してゆきます。
せどりで頑張る皆様に、少しでも参考になれば幸いです。
Contents
要期限管理商品とは
賞味期限や消費期限のある商品のことです。
アマゾンの規約にはこの様に書かれています。
- 食品全般
- 食品以外で消費期限のある商品
ちなみに、インクや浄水器なんかも使用期限がありますが、こちらは要期限管理商品でとしてFAB納品する必要はありません。
納品できるもの・できないもの
要管理期限商品をFBA納品する場合には、一般の商品とは少しルールが違うので注意が必要です。
- 室温で保管できるもの
- 賞味期限が60日以上あるもの
- 賞味期限が見えるもの
室温で保管できるもの
要冷蔵や要冷凍など「保存する際の温度指定」がある商品を納品できません。
ちなみに保存方法が「冷暗所での保管」や「直射日光・高温多湿を避けて」といった温度に関係しない場合は問題ありません。
チョコレートのFBA販売期間について、以前は10月上旬〜4月末までの冬季限定でしたが、2022年より条件さえ整えれば1年中販売できる様になりました。
賞味期限が60日以上あるもの
商品がAmazonの倉庫到着時に、賞味期限が2ヶ月以上残っている必要があります。
また、注文が入った際には同じ倉庫にある同じASIN商品の中で、一番賞味期限が少ないものから発送されるのも特徴です。
さらに、賞味期限が残り45日を切った商品は販売停止になってしまうので、返品が破棄となるので注意が必要です。
賞味期限が見えるもの
納品時に「賞味期限の印字」が外側からでも見える様にする必要があります。
商品ラベルを貼ってしまったり、セット品として梱包する際に間違えて隠れてしまわない様に気をつけましょう。
出品するときの注意点
納品プランの作成は、他の一般的な商品とほとんど同じですが、輸送箱内の商品情報の画面で「消費期限」の入力が求められるので、出品する商品を確認しながら入力します。
消費期限の記載が無い場合
食品の中にはガムや塩など、消費期限の印字が無い商品もあります。その場合はテクニカルサポートへ事前に申請する必要があります。
初めて納品する際のみ申請すれば、その後のリピート販売では不要ですが、セット品などでASINが変わる場合にはその都度申請が必要となります。
また、消費期限のない食品の期限については、倉庫への納品が受領された日を基準に以下の販売期限が決められています。
消費期限がもともと短い商品の場合
通常は60日以上の期限が必要ですが、消費期限が製造日から90日以下の商品なら、申請すれば残り期間が短かくても納品・販売ができます。
梱包するときの注意点(重要)
要管理期限商品をFBA納品する際に一番厄介で気をつけたいのが「梱包のルール」です。
ポイントはこの3点
- 要期限管理商品だけを入れたダンボールにする必要がある
- 同じダンボールに複数の期限の同一商品を入れてはいけない
- ダンボールに要期限管理商品のラベルを貼る
食品だけのダンボールにする
納品するダンボールに入れる商品は、要期限管理品だけにする必要があります。
要管理期限商品とそれ以外の商品で一緒に納品プランを作ることは問題ないですが、梱包するダンボールを一緒にすることができず、分ける必要があります。
例えば、食品とおもちゃでひとつの納品プランを作った場合、同じダンボールに入れて納品ができません。
同一商品で消費期限が違う時はダンボールを分ける
同じ商品で違う消費期限のものは、同一のダンボールで納品できないので注意が必要です。
ダンボールを分けるとともに、納品プランも分けて作る必要があります。
例えば、Aという商品の期限が、2022年10月と11月で違った場合には、ダンボールを分けて納品プランを作って送ることになります。
ただ、違う要期限管理商品なら同じダンボールに入れて納品出来ます。
例えば、缶詰とポテトチップスの期限が違っていても一つの箱に入れても大丈夫です。
要期限管理商品ラベルを貼る
出荷するダンボールに、配送ラベルとは別に「要期限管理商品ラベル」を貼る必要があります。
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まとめ
今回は初心者が「アマゾンでFBAに要期限管理商品を納品する方法」について詳しく解説しました。ポイントは次のとおり。
- 納品できる食品は常温保存が可能な60日以上の消費期限があるもの
- 納品するダンボールは「食品」のみでまとめる
- 消費期限が違う同じ商品を一緒にダンボールに入れるのはNG
- ダンボールに「要期限管理商品ラベル」を貼る
要期限管理商品に該当する食品が扱えるようになると、出品できる商品の幅が広がり、それだけ稼げるチャンスが増えると言えます。
初心者のうちは慣れない作業もあり少しハードルが高く感じますが、一度実践してみると以外と簡単にできます。
あなたもチャレンジしてみてください!