行動

やる気はあるのに行動出来ない理由は?「やりたい!」に変える逆転の思考法

「やりたい事はある!」

「やらなきゃいけない!」

でもいざ動き出そうとすると、ついつい先延ばしになってしまう・・・。

こんなふうに「行動したいのに動けない」ことってよくありますよね。

私もそうだったので(いや、今でもほとんど)、その気持よくわかりますし、多くの挑戦してる人が同じ悩みを抱えているはず。

だから決してあなたがダメダメな訳ではありません。

でも、「行動なくして変化なし!」

動かなければ目標には近づかないことは分かってるはず。

そこでこの記事では、

  • 分かっていても動けない原因を掘り下げ
  • 逆転の発想でフットワークを軽くする方法

について書いてゆきます。

止まっているあなたの背中を押すことが出来れば嬉しいです!

人は本能的に変化を恐れる生き物!?

そもそも、人は現状維持を好み、変わることから本能的に逃げる生き物です。

例えば、「暑い時には汗をかいて冷やす」といった具合に、今ある状況からの変化を拒み、一定状況を守ろうと無意識に身体に作用します。

こじこじ
こじこじ
これを「ホメオスタシス=恒常性維持」と言うそうです

そして、何かを行動するということは「変わること」と同じです。

「ダイエットをはじめたけど、3日坊主で続かない」

「転職したいけど、ホントに良いのだろうか」

「今の恋人と別れたいけど、なかなか踏ん切りがつかない」

こんな具合に、思っていてもいざ動けないのはこの影響を受けているからです。だから、出来なくても当たり前なんです。

つまり、今回のテーマはこの遺伝子レベルの反応と向き合う必要があり、「イヤだ!」という気持ちに打ち勝つ感情をコントロールする事が攻略法と言えます。

分っていても動けない人の特徴

この「無意識に出来ない言い訳を思い浮かべる裏側」をもう少し深堀りして、分かりつつ行動できない時に潜む感情を思い浮かべてみます。

一歩目を踏み出すのが面倒くさい

最初の一歩を踏み出せば自転車の漕ぎ出しと同じで、それが呼び水になって次の行動がスムーズ進んで行くことは間違いありません。でも、その一歩目が何より難しい。その理由は「面倒くさい」から。

特に未経験への取り組みは時間も掛かるし、分からないことへの作業に骨が折れます。

ブログを書くことを例にとっても、

・キーワードチェックってなに?

・タイトルの付け方はどうすれば上手くいくの?

・吹き出しを入れたいけどうやるの?

・画像はどのサイトから探せばいいの?

・アイキャッチはどうやって作るの?

などなど、いざ動くと「書くこと」以外にも知らない事が次々と出てきて、心を悩ませます。そして、つぎ以降に取り組む意欲を削いでゆきます。

この「分からない=面倒くさい」の方程式が、行動を妨げる原因のひとつです。

上手く行かなかったらどうしよう

失敗は人を成長させる。でも、できるだけ失敗したくないのもまた事実です。

何かに挑戦して上手く行かないとき、「自分は否定された・・・」と(勝手に)勘違いして、その先が怖くなり行動を辞めてしまった経験はありませんか?

・セミナーで思い切って発言したら滑った

・渾身のツイートなのにまったくイイネがつかなかった

・毎日ブログを更新しても全然PVが上がらない

・高額教材で勉強してもいっこうに成果が出ない

こんなふうに「上手く行かない=嫌な気分になる」という経験が積み重なることで、始めは前向きに行動していたあなたの意欲を、徐々に削いでゆきます。

完璧主義になっている

高い目標や万全の準備をして、何事もやりすぎなぐらいにこだわる「完璧主義」も要注意です。完璧は良いことですが、強すぎると行動に悪影響を及ぼします。

とりあえず「ササッとやってみる」が出来ない人にはこんな特徴が。

・ライティングを勉強してからブログに挑戦しよう

・仕事が落ち着いたら、旅行に出かけよう

・お金が貯まったら資産運用を始めよう

・泳げるようになってから海に入ろう・・・

少し大げさに書きましたが、何かに挑戦する人はマジメなので、こういった感覚が多少なりともあるはずです。

でも、実際には完璧な準備が整うことは無く、その結果いつまで経っても進むことが出来ずに止まってしまいます。

出来ないをやりたい!に変える3つの思考

では、上に書いたように「やらなきゃ」と分かりつつ行動できない感情をコントロールして、行動につなげてゆくにはどうすれば良いのでしょうか?

その必勝法のキーワードは「迷ったら逆を行く」です。

具体例をいくつか上げてゆきましょう。

細かく分解する

「初めて=分からない」が行動を止めると書きました。でも、そもそも「誰もが最初は初心者」からの挑戦です。

有名ブロガーのマナブさんでも、最初の数年間は無収入だったそうです。でも「#今日の積み上げ」を繰り返すことで、初めてを少しずつ経験に変えてゆきました。

今はまだレシピを知らないだけ。分からないなら調べる、やってみるを繰り返して、出来るようになればいい。

そのために経験者がいるんです。インターネットの世界に分からない事は聞いちゃいましょう。

で、その時に便利なテクニックが「困ったら分解」です。

分からないことが大きいと「何から手を付ければいいか」状態になります。立ち向かう相手は大きいと、それだけで「無理!!」ってなりますよね

そんな時は、自分の分かる範囲でバラバラにしましょう。

例えば、あなたがYou Tubeを配信の配信に挑戦するとします。そして、その行動にはどんな分からない要素が集まって出来ているのか、一個ずつ書き出します。

・そもそもどうやって動画をUPするのか?

・動画は何を使って撮るのか?

・編集や音源はどんなソフトを使うのか?

・サムネイルはどうやって作るのか?

といった具合に。

すると、自分でも調べることが「出来そう」な部分が見えてきます。

こじこじ
こじこじ
この「出来そう」という感覚が持てれば、行動する気になりませんか?

分解して具体的して、行動すべきことを明確にする。

木をみることで森がみえてきますよ。

失敗を失敗と思わない

失敗を恐れず行動する方法、それは「失敗しても絶対にいい経験になる」と確信を持って動く事です。

挑戦はある一定で失敗する確率で含むので、新たなチャレンジをすることは失敗するリスクを取り続ける事と同じです。

つまり、失敗の無い行動は存在しません。なので、失敗から逃げていてはいつまで経っても動けません。

ならば、見方を変えて逆に失敗をプラスの理由に変換してしまうのはどうでしょう。

例えばこんなイメージ。

失敗したことで・・・

・上手くいかない統計が取れた(次はしないよ!)

・ダメ体験をTwitterで発信しよう(ネタが増えた!)

・このやり方はNGという事例を証明した(後発組のお役に!)

「失敗は成功のもと」ということわざの通り、失敗した事では無く、行動した結果のその後にフォーカスするわけです。

かの有名な発明王のエジソンもこんな名言を残しています。

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

〜トーマス・エジソン〜

どんな行動も価値があること。結果も含めてネタにすれば良いと思えば、失敗しても気が楽になりませんか?

意思ではなく環境に頼る

フットワークの重い「完璧主義」のあなたを軽くする呪文・・・

それが「60〜70点の出来でもOK!」です。

行動って先に伸ばすほど、動き出すのに時間が掛かります。だから、ちょっと採点は甘めでもいいから早めに取り組む。で、後から修正してゆく。

こじこじ
こじこじ
とにかく「やること=行動」が優先、やりながら前に進んでゆこうという訳ですね。

いい感じで進めそうな気がしませんか?

ただ、そんな中で気をつけたいのが「モチベーションに頼らない」こと。

人の本能は「変わりたくない生き物」と上で説明しました。確かに何かに挑戦する最初は「やる気」は有効です。でも、時間が経つごとにその気合は薄れてゆき、失われるは人の性なんです。

・気合入れてブログの毎日更新するぞ!→3日と続かない

・1ヶ月でフォロワーを1000人増やすぞ→途中であきらめる

何度も言いますけど「あなたは悪く」ありません!!

では、モチベーションに頼らないで進めてゆく方法とは何か?

それは「他人の力を借りる」やり方です。

たとえばこんな感じ

・身近なLINEグループに今日の積み上げを書き込む

・まだ未完成でも、先に発表の期日を決めて周囲に宣言する

誰かと約束することで、逆に「やらなきゃ気まずい」という周囲の視線(本当は誰も見ていないかもですが・・・)を活用する訳ですね。

一瞬の感情での動きではなく、続けるためにはどうすべきか?そこを工夫することで、行動に対してのハードルが下がるかもしれません。

行動した先に待っている未来は

さて、今回は「やる気はあるのに行動出来ない」理由を深堀りして、そんなときに考えるべき「逆転の発想」を紹介しました。

・悩みを分解して「出来そう」な部分をを見つける

・失敗を恐れず、動いた結果にフォーカスする

・他人の視線を利用して行動につなげる

なかなか行動出来ずに不安になる気持ちはよく分かります。
もどかしく不安になりますよね。

行動すれば必ず報われる訳では無いですが、成功している人は必ず行動が伴っています。

踏み出した先にいる「昨日より一歩進めた自分の姿」を思い浮かべ、これを読んだあなたが動くきっかけになれば幸いです。

楽ではない。でも、やる価値があること

一緒に取り組んでゆきましょう!