・楽天ポイントせどり初心者がハマりがちな失敗例を知りたい
・楽天ポイントせどりを始める前に気をつけるべき事を確認したい
・楽天ポイントせどりの仕入で失敗することが不安なあなた
「初心者でも再現性が高い!」と評判の楽天ポイントせどり。この記事をご覧のあなたは副業の一歩目としてチャレンジしてみたいと考えていますよね。
けれど初心者のうちは「失敗して損したらどうしよう・・」という不安がつきまといます。
そこで本記事では、楽天ポイントせどり初心者である私が、「開始1ヶ月目の商品仕入れで失敗した実体験」についてご紹介します。
YouTubeやブログなどで事前に勉強して「楽天ポイントせどり」の全体像はイメージしても、いざ実践してみると初めて気づく事は多くあります。
そんな実体験から得た情報を「これを知っていれば良かったのに」という少し前の自分に向けて書いてみました。ご参考になれば幸いです。
この記事を読むことで楽天ポイントせどりで、商品仕入れの際に初心者が注意すべきポイントがわかります。
本記事は「楽天ポイントせどり」の中でも、楽天で仕入れた商品をAmazonのFBAで販売するという前提で書いています。仕入れ商品をフリマ等で売る方にはあまり参考になりませんのでご理解下さい。
Contents
実際に犯したミス
楽天ポイントせどりの肝となるのが「楽天市場でのセールやポイントの高い商品の中から、いかにAmazonの売れ筋となっているものを探すか?」です。
つまり、商品仕入れでやることはたったこれだけ。
- 楽天のキャンペーンやイベントの期間に
- 値引き品やポイントアップの商品を探して
- Keepaなどのツールを使ってAmazonで売れそうかをチェックして
- 良ければ商品を仕入れる
それは「仕入れても売ることが出来ない商品がある」ということです。
そのため、「楽天とAmazonの価格差もあり利益が出て稼げそう!」って飛びつく前に本当にそれは売れるの?ってことを確認する必要があります。
けれど、せどりを始めたばかりの超初心者はそんなことは知りません・・・。
その結果、今回やらかして仕入れてしまった商品はこちら。
- 出品制限商品
- SNSで紹介された商品
- メーカー公式がAmazonに出店している商品
- Amazon自体のカート取得が100%近い商品
- 危険物に該当する商品
- 要期限管理商品
そのNGの理由について一つずつ解説してゆきます。
失敗事例① 出品制限商品
基本的には何でも売っているAmazonですが、カテゴリーやメーカーによっては、出品できる人を制限している場合があります。
これらはAmazonから出品許可を受けなければ販売ができません。
これを「出品制限申請」といいます。
解除方法はあるのですが、正直なところ「せどり初心者」には難しい方法です。
そして厄介なのが、出品制限の対象かどうかはアカウントごとに異なる点です。
ベテランせどらーの方々が動画などで紹介する「おすすめ仕入れ商品」であったとしても、あなたは出品制限の場合があります。
つまり、初心者のうちは仕入れできそうな商品を見つけてたとしても、一つ一つ出品制限に引っかかっていないかを確認する必要があります。
ちなみに私が失敗した商品はこちら。
ブランド規制に引っかかったようです。
この出品制限はせどりでは基本中のキホンですが、初心者はそんなこと知りませんよね。
出品制限品の調べ方と解除方法はこちらをご参考下さい。
>>出品制限品を解除する方法、ワンクリック解除がダメなら諦めるべき
失敗事例② SNSで紹介された商品
ツイッターやブログなどで、楽天ポイントせどりで狙い目になる商品について、発信している方がいます。
影響力の大きな人の発信であればあるほど、みんながその商品に群がります。
すると出品者数が増え、結果として値崩れして安値でしか販売出来なくなってしまう場合があります。
今回、私が仕入れて値崩れしてしまった商品はこちら。
Keepaの画像をみると、いきなり出品者が増えて売値が下がっているのがわかります。
狙い目商品を発信している人は、give精神で情報を発信している訳ではなく「楽天Room」を使ってアフィリエイトで稼ごうとする人もいます。
確かに参考になる時もありますが、情報を参考にしつつ、あくまで自己判断で仕入れましょう。
失敗事例③ メーカー公式がAmazonに出店している商品
許可していないお店が自社の商品を売っている事を見つけた際に、メーカーがAmazonに販売中止のクレームを入れる場合があります。これを「知的財産権の侵略」と呼びます。
このクレームが来た場合、Amazon内でその商品を売ることが出来ず、出品を取りやめて返送してもらうか、最悪の場合には廃棄処理になってしまいます。
事前に売れない事が分かる「出品制限品」と比べ、出品後に発覚するため「より悲しいミス」ですね。
これらの商品の特徴の見極め方はこちら
- 販売元にメーカー公式がいる
- 新品アイテム数(出品者)のグラフが変な動き方をしている
- 値崩れしてもすぐに回復している
下のKeepaグラフを見ると、何度も出品者が増えるけれど結局すぐ1件に戻っています。これは、メーカー側が出品者を見張っていてクレームを上げていると考えれます。その結果、すぐに値段も回復しているのがわかります。
今後は、危険な出品かどうか事前に判断できる「セラースケット」というサービスを使うことを検討しています。
失敗事例④ Amazon自体がカート獲得している商品
せどりに取り組むと「カートを取る」という言葉をよく耳にします。
「ショッピングカートボックスの獲得」という意味の略ですが、Amazonの新品販売ではこのカートをいかに取るかが、売上を大きく左右します。
>>5分で分かるカートを取るとは?amazonのショッピングカートボックスを解説!
そして、中には「Amazon自体がカートを獲得している商品」があり、その場合は仕入れを控えるべきと言われています。
Amazonとしては、同じ商品であれば自分の所から売りたいはず。そのため自分たちが優先的にカートを取るようにアルゴリズムを組むと考えられています。
また値下げで対抗しようとしても、すぐに追従され、結果として値崩れしてしまう場合もあります。
せっかく仕入れた商品が売れずに在庫となってしまうリスクを避けるために、Amazonとはバッティングしないほうが無難と言えそうです。
失敗事例⑤ 危険物の該当商品
AmazonのFBAで危険物を納品する場合には、申請が必要です。
危険物という言葉のイメージだけで「自分には無関係」と思いがちですが、知らずしらずに仕入れた商品が実は該当商品だった、なんてことがあります。
たとえば「化粧品類」やプリンタなどの「印刷用インク」など、可燃性の物質が含まれる品なども含まれ、せどりで良く仕入れる商品なので注意が必要ですね。
仕入れる前に危険物かどうかを見分けるには、こちらのチェックツールを使います。
ちなみに今回仕入れて「危険物該当」になった商品はこちら
危険物はFBA出品前に納品手続きの申請・許可を行う必要があり、前述の出品制限の解除と同様に初心者には少しハードルが高くなります。
間違って仕入れてしまった場合には、自己発送で出品するかメルカリ等のフリマで販売する方が無難そうです。
失敗事例⑥ 要期限管理商品
Amazonでは賞味期限や消費期限のある商品を「要期限管理商品」と呼んでいます。
販売できる商品の基本的なルールはこちら
- 賞味期限が見える品
- 賞味期限が60日以上の品
- 常温で保管ができる品
で、この「要期限管理商品」。
これまで紹介した仕入れ失敗商品とは違い、「売れない」わけではないのですが、出品時にややこしい縛りがある商品なんです。
>>>要期限管理商品の納品ルールとやり方を徹底解説
中でも一番やっかいなのが「要期限管理商品のみを入れたダンボールで納品しなければならない」ことです。
他の商品との梱包ができず、要期限管理商品だけで1つにまとめる必要があります。つまり、箱が増えるため、それだけ経費が掛かってしまいます。
このことを理解した上で、まとめて仕入れるのであれば問題ないのですが、仕入れた商品の中に1個だけ「要期限管理商品」があった場合には悲劇です。
今回、知らずに仕入れてしまった商品がこちら
仕入れる前に要期限管理商品を確認するには、Amazonに以下の方法で問い合わせすれば回答があります。
セラーセントラルTOP<ヘルプ<サポートを受ける<Amazon出品サービス<問題の説明
「ASIN○○○は要期限管理商品でしょうか?」と入力
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は楽天ポイントせどりの初心者である私が、実際に仕入れてしまった失敗商品とその対策について紹介させて頂きました。
- 出品制限商品
- SNSで紹介された商品
- メーカー公式がAmazonに出店している商品
- Amazon自体のカート取得が100%近い商品
- 危険物に該当する商品
- 要期限管理商品
今回ご紹介した「初心者が陥る楽天ポイントせどりの仕入れミス」は、一度経験すれば次は絶対に踏まない簡単な地雷です。
それに、行動したことで初めて分かることも多く、失敗ではなく知らないことがひとつ減り、成功に一歩近づいたと考えています。
なので、この記事をご覧のみなさんも必要以上に恐れず、楽天ポイントせどりにチャレンジして、まずは月3万円で良いので副業を成功させて、理想のライフスタイルに向けて進んでゆきませんか?
楽ではない、でもやる価値はあります。
最後までお読み頂きありがとうございました。