Amazonで食品などをセット商品にして納品・販売したいけど・・・
- どうやって納品すれば良いのかわからない
- 具体的な納品するやり方を知りたい
- 納品するときに注意するポイントを教えて欲しい
- セット販売のメリット・デメリットを確認したい
アマゾンで「食品&飲食」カテゴリーの出品解除に成功したあなた。
次は仕入れた商品をFBAへ納品する作業ですね。けれど、初めての経験で困っていませんか?
特に食品などは単品よりセット販売した方がなんとなく良さそうとは思いつつ、どうやってセットにするのか具体的な方法が分かりにくいですよね。
でも、ポイントさえ押さえれば、意外と簡単に「食品セット」は納品できます。
そこで、わかりやすい手順が書かれたブログ記事がなかったので、私自身が実践して学んだ実体験に基づき、食品セット商品の納品手順についてくわしく紹介してゆきます。
せどりで頑張る皆様に、少しでも参考になれば幸いです。
要管理期限商品の納品方法についてはこちらもご参考下さい
Contents
セット商品の梱包方法
まず結論として、AmazonのFBAで食品セット商品を梱包する手順をまとめます。
- 賞味期限を確認して納品プランを作る
- 商品のバーコードを隠す
- セットにまとめる
- BOXシールを貼る
- 消費期限ラベルをを貼る
- 要期限管理商品のみをダンボールに入れる
①賞味期限を確認して納品プランを作る
食品などの要期限管理商品を納品する場合は、賞味期限が60日以上残っていることが必要です。セットする商品に問題がないか1個ずつ確認しましょう。
ちなみに、セット商品の中で期限が違っていても大丈夫ですが、その場合、一番期限が早いものがセット商品の賞味期限になります。
納品プランを作成する際に消費期限を入力する箇所があるので、上記の日付を入力してSKUを作成します。
賞味期限が日付まで分らない場合は、その月の一番最後の日付を入れればOKです。
同じ商品で消費期限が違う場合、納品のダンボールを別々にしなければいけないので、納品プランも分けて作成する必要があります。
②商品のバーコードを隠す
セット商品では、個別の商品一つ一つについているバーコードを隠す必要があります。
Amazonの梱包要件では、外からバーコードが見えてなければ問題ないので、セットする際に透けない袋でまとめたり、バーコード部分を見えない様に商品どうしを重ねるのも一つの方法です。
ただ、この記事では「ストレッチフィルムを使いなるべく簡単にセットしつつ、賞味期限も見える様にすることで手間を減らす方法」を提案しているので、バーコード部分にはシールを貼り見えない様にします。
③セットにまとめる
セット商品にするには、個別でバラバラの商品を一つにまとめる必要があります。
そこで便利なのが「ストレッチフィルム」です。OPP袋やビニール袋に比べて、どんなサイズの商品にも使えて簡単できます。
セットする際に気をつけたいのが、賞味期限が見える様に梱包することです。理由は④で後述します。
④BOXシールを貼る
セット商品をFBA倉庫に納品する場合「BOX商品開梱厳禁」シールを貼らなければいけません。
貼り忘れると、着払いで返品される可能性もあるので注意しましょう。
⑤消費期限ラベルを貼る
Amazonの梱包ルールには「外から見える箇所に(中略)その中でわかりやすく、擦れや滲みのない消費期限を印字する」と書かれています。
このことから多くのブログで「セット商品には賞味期限を貼る必要がる」と書かれていますが、実際には「外側から賞味期限が見えれば印刷不要」です。
つまり、外から賞味期限が見えなかったり、隠れてしまう場合のみ「賞味期限のシール」を貼る必要があります。
ちなみにマニュアルには「外から複数の期限がみえるのはダメ」と書かれていますが、透明で外から見えれば納品できます。
⑥要期限管理商品のみをダンボールに入れる
食品などの要期限管理商品をFBA納品する場合に注意したい「梱包ルール」があります。
それはこの3点
- 要期限管理商品だけを入れたダンボールにする必要がある
- 同じダンボールに複数の期限の同一商品を入れてはいけない
- ダンボールに要期限管理商品のラベルを貼る
こちらについては、以下の記事で詳しく紹介していますのでご参考下さい。
ダンボールに要期限管理商品のラベルを貼って納品準備が完了です。
Amazonでセット販売するメリットとは?
セット販売にするメリットはこちら。
- 低単価でも利益が取りやすくなる
- ライバルが少なくなる
食品など単価が安く利益が取りにくい商品でも、「2個セット」や「味違い」などを組み合わせることにより「新たな価値」が生まれるため、結果高く売れる様になります。
たとえばこちらの商品。
単品では単価も低くAmazon本体も出品しており、利益を確保することが難しそうです。
けれど、味違いの3種類をセットすることで、単品940円が3個セット3,200円と高く販売できるようになります。
また、Amazon本体もいなくなるので売りやすいことが予想できます。
Amazonでセット販売するデメリットとは?
反対にセット販売のデメリットもあります。
- ラベル貼り付けサービスが使えない
- 大量に購入しなければいけない
AmazonにFBA納品をするとき、手数料を払えば商品ラベルの貼り付けてくれます。
しかし、セット商品のようにJANコードなど独自の製品コードが無い場合、このサービスを使うことができません。
そのため、発送時に自分でラベル貼りをする必要があり、納品の際には手間が増えてしまいます。
また、セットを作るために大量に所品を購入しなければいけません。
例えば、10種類の味違いセットを作るには、単品販売の10倍の数を仕入れなければならず、在庫数が増えてるのが心配です。
まとめ
Amazonで食品セット商品を梱包・納品する方法をやさしく解説してみました。
- 個別のバーコードは隠す必要がある
- セットでまとめるのは「ストレッチフィルム」が便利
- 外から確認できれば賞味期限のラベルは不要
- セットした商品には「BOX商品開梱厳禁」シールを貼る
食品セットが扱えるようになると、出品できる商品の幅が広がり、それだけ稼げるチャンスが増えると言えます。
初心者のうちは慣れない作業もあり少しハードルが高く感じますが、一度実践してみると以外と簡単にできます。
あなたもチャレンジしてみてください!