何か新しい行動や考え方を、習慣化することが出来たら素敵ですよね。
「継続は力なり」の言葉どおり、続ける事で他を寄せ付けないほど大きな力を身につける事が可能になる。
その事について、多くの方が真実だと頭の中では解っているのですが、いざ行動に移そうとすると、なかなか続かないものです。
実は、この続かない理由は「自分の内側ではなく外側」にあったんです。
今回は、そんな「継続するためのコツ」についてお話してみます。
○●この記事でわかること●○
- 継続出来ない理由とその解決法について
- 続けるための具体的なアクションプランとは
Contents
継続には「習慣化」が必須です
新しく続けてみたい事って、あなたにもたくさんありますよね?
- 筋トレを毎日続けて腹筋を割るぞ
- ブログを毎日更新して積み上げてゆこう
- SNSを1日3件発信しよう
でもビジネスに限らず、何かを継続する事って難しいですよね。
よく「歯磨きみたいに習慣化を目指す」とか耳にしますが、そこがなかなか難しい。
- やりたいけど時間が無い・・・
- 今日は疲れたからやめておこう・・・
- 誰も見ていないし、明日から・・・
わかります。
人は楽な方に逃げますよね。
でも、1日でもサボってしまうと、「絶対」に次の日以降は続きません。
なので、継続するためには「習慣化」が必須です。
ではなんで、上手く続かないか?
その理由と対処法を考えてみます。
継続出来ない理由は「内ではなく外」にある!?
行動しなければ行けない状況を作る
継続出来ない原因。それはズバリ、
- 気合や根性といった「内面」ではなく
- 環境や準備といった「外側」にあります。
何かを始めるとき、あなたはまずは目標を立てますよね。
- 1日10ツイート、30リプ頑張るぞ!
- ブログを毎日1記事更新する!
- 腕立て&スクワット100回だ!
でも、「さあやるぞ」の力って、そうそう長続きはしません。
やる気に満ちてスタートしても数日でその気合は何処へやら・・・
その反省として、
- 気持ちやモチベが足りない
- もっと追い込まなければ
なんて、続けることが出来ない理由を、自分の内面に考えていませんか?
でも、継続出来ない本当の理由は、
- ひとりで決めてやっている
- 実際の作業(行動)の負担が多すぎる
という、自分ではコントロール出来ない外側にあります。
なので、この要因を取り除く事で、習慣化への道がグッと近づきます。
では、どうすれば良いのか?
具体的なアクションプランをお話ししてゆきます。
習慣化するための3つのコツとは
自分ではコントロールが難しい、外側の要因を取り除く方法を3つご紹介します。
- 日常のルーティーンに紐付けする
- その行動に必要なパワーを減らす
- 逃げれない仲間のプレスを作る
①日常のルーティーンに紐付けする
最強の習慣化は「考えなくても慣れで動ける」様になる事でよね。
例えば、
- 朝起きたら歯磨き
- 電車に乗ったらスマホ
- 最初の1杯目はとりあえずビール
良し悪しは別にして、これらの行動は自動的にルーティーンとして身に付いています。
じゃあ習慣化に、その力を借りてしまいましょう。
例えばこんな感じ。
- 歯磨きしながらスクワット
- 通勤電車では「Twitterのリプ&いいね」だけをする
- お風呂で音声を聞きながら英語シャドーイング
すでに今出来ている週間に、ちょっとだけ継続したい行動を付け加えるイメージです。
全くのゼロから習慣を作るより、よっぽど楽に思えませんか?
その際にいきなり大きな行動ではなく、今あるルーティーンを邪魔せず無理なく紐付けしてゆく事がコツです。
②その行動に必要なパワーを減らす
習慣化出来ない理由のひとつに、
「行動するのが面倒・・・」ってのがあります。
まあ、気合のある最初であれば「モチベ」で何でも取り組めますよね。でも、日が経つにつれてだんだんと面倒くさくなって、サボってしまいます。
その理由は「新たな習慣にはパワーが必要」だからです。
自転車の漕ぎ出しを思い浮かべて下さい。
最初は重くてしんどいですが、すこし進み出せばほとんど力を使わずに進みます。
それと同じで、何かを初める最初は相当な力が要ります。ならば、その力を極力軽くしてしまえば、その後に続けることが簡単になります。
例えば、
「毎日ブログを更新しよう」の習慣化を考えたとします。
その際に必要なことは「気合」とか「根性」じゃなくて、
- 書く時間をいかに短くするか?
- ネタを考える負担をどうやって減らすか?
といった、実際にブログを書く時の作業をいかに軽くするか?です。
- キーワードやタイトルのネタ出し
- ブログ全体の構成
こういった「アイディア」出しは、時間がかかり大変です。でも、これってPCに向き合わなくても、隙間時間で考える事が出来ます。
日頃からアンテナをたてて過ごすことで、作業時間を分散させて少しずつ取り組むって寸法です。
「さあやるぞ」を排除して、無理なく続けるために作業を分散させる。
これが習慣化のコツの2つめです。
③人に宣言する事で逃げ道を絶つ
「習慣化するためのコツ」の3つめは人の力を借りるです。
1人きりで続ける事ほど、難しいものはありません。
よほどの必要に迫られているか、他の何よりも好きな事じゃ無い限り、義務や責任のない
事をやり続けるのは困難です。
なので、そんな時には「他人の力」を借りてしまいましょう。
例えばあなたが「1ヶ月で3キロ痩せる」を目標に、筋トレの習慣化を考えたとします。
- サボっても誰も見ていない
- 結果を発表する場所はない
では無く、
- パーソナルトレーナーを付ける
- 同じ目標のSNSグループに入り、目標と結果を毎日発信する
といった周囲の視線を作り出す事で、やれなかったでは無く、出来ないと恥ずかしい(ぐらいの)状況を作ってしまうのです。
続けざるを得ない環境に身を置けば、モチベに左右されること無くなります。
でも、他人と比べようとすると
- あの人は特別だから・・・
- 他人と自分では環境が違うのだから・・・
といった気持ちも湧いてきますよね。
それ、逆ですよ。
みんな見えないところで努力しているんです。
だから、「あの人も頑張っているなら自分も」って具合にプラス思考で考えてみませんか?
続けることで価値が生まれる
継続するには習慣化が必要であり、その実現に向けてのアクションプランについてお話してきました。
何か行動を始める際には、どうしても気合いからスタートします。でも、「モチベ」に流される事無く淡々と続けるにはどうすべきか?について考える事で、思いの他継続のハードルが低くなる場合があります。
その際に、完璧主義になりすぎず「6〜7割で力で気合をいれすぎずに頑張る」
これがコツだと思っています。
続けて行くことで、誰にも真似出来ないスキルや結果が生まれます。
楽では無いけど、やる価値がある事。
いっしょに頑張ってゆきましょう。