何かを実践していると、ついつい人と比べてしまいますよね。
他人と比較すると、出来ない自分を惨めに感じたり、上手く行っている人に妙な苛立ちを持ったりと自己嫌悪になります。
でも、少し考え方を変えるだけで、プラスに作用できる事にも気付きました。
そんな私の経験をもとに、この記事では他人と比べる事で起きる「劣等感」や「嫉妬」と上手く付き合って、パワーに変えてゆく方法について書いてみます。
Contents
比べるのは無意味ってわかっているけど・・・
「人と比べるのは意味がない」
良く聞くセリフですが、それでも多くの人が「他人と比較」してしまうのはなぜか。
それは「その人が自分と同じ理想を目指しているライバル」だからではないでしょうか?
「本当は自分はこうありたい」と理想のスタイルはイメージ出来ても、いざ実践してみると上手く行かない事ばかり。
そんな時ほど目に入るのは「同じ事に取り組んでいる少し先にいる誰か」です。
そして、上手く出来ない時ほど、理想を体現している人に「嫉妬」するのは、7つの大罪にも数えられる人の本能だから仕方がありません。
でもこれって「より成長したい」「もっと出来る自分になりたい」という努力したい感情の裏返しとも言えますよね。
全く何も考えず、感じる事も出来ない「茹でガエルさん」と比べたら、よほど危機感を持って頑張っている証ではないでしょうか。
つまり比べる事自体は決して悪ではなく、それを成長に繋げれない事が問題なんです。
だから、せっかく比べたのなら、時間の無駄と切り捨てず、プラスに変換するまでをセットにしたらどうでしょう?
そんな「劣等感」や「嫉妬心」を逆手にとって、自分を成長させるパワーに利用する実践法を紹介します。
人との比較を自分の成長に繋げる実践法
人と比べる事をプラスに変えるために、実践すべきはこちらの3つです。
- 出来ない自分を受け入れる
- 昨日の自分と比較する
- 比較の中から本質を学ぶ
①出来ない自分を受け入れる
上手く行かないのは「自分のレベル」が足りないだけです。
つらいですよね・・・
特に成長意識の強いあなたほど、上手く行かない自分を素直に受け入れるのが難しいです。
でもそれが嫌で、目に入らない様に他人をブロックしたり、行動を止めてしまうのは本当にもったいない事です。
なぜなら「他人と比べて出来ていない」と認識するのは、足りない部分がわかっている裏返しで、むしろ「すべき事がはっきり見えている」状態だからです。
なので、あとは「出来ない部分を修正して行動してゆく」だけ。
逃げずに向かってゆきましょう。
②昨日の自分と比較する
比べる相手はなにも他人ばかりではありません。
昨日の自分から、どれだけ成長したか考えることも立派な比較です。
少しずつで良いから「昨日の自分に勝つこと」を毎日の目標にして、コツコツと積み上げる事で、1年後には別人に成長出来るはずです。
例えば・・・
「昨日はブログを1時間書いたから、今日は1時間10分頑張る」
「昨日は目標の積み上げ行動が未達成だったから、今日は意地でもやり切る」
そのためには自分の時間軸で考える努力をしましょう。
他人に左右される生き方では無く、いまの自分に出来る事に集中することに、成功へのヒントが隠されているかもしれません。
③本質を学ぶ
見えない部分にこそ「本質」が隠されています。そこに着目しましょう。
同じ分野で頑張っている他人は「ヤケに眩し、羨ましく」感じるものです。でも、そんな時に限って「その人の成功している部分」しか見ていません。
その裏側には「積み上げた努力や時間、それを実践したマインド」が必ずあります。
例えば、ある人のブログを見て自分と比較した時
「こんな面白いライティングどうすれば書けるの?」
「毎日更新していてすごいな・・・」
「圧倒的な文章量と記事数を作るのは自分には無理・・・」
こんな感じに表面だけ見て、他人を羨んでいませんか?
でも、本当に大切な事は「なぜそのブログが羨ましく感じたのか?」という、裏側に潜む価値感の元を考えて、自分と比較する行動です。
つまりその人が、
- どんな「信念」をもって書いているのか?
- その人が発信する「使命」をもって動いているのか?
- 伝えたい「価値観」とはなにか?
そんな「目に見えない」部分に着目することで、自分がの感情が揺れ動いた「本質」を考えるきっかけとなります。
比べる事は自分を成長させるきっかけ
「比べても自分は1ミリも成長しない」
よく聞く一番ダメな理由です。だから、人と比べるのは無意味だと言います。
でも、比べる事から人は逃げれません。
ならば、そこを成長の機会に変える努力に、あなたも取り組みませんか?
劣等感や嫉妬から逃れるには「人と比べても気にならない自分にレベルアップする」しかありません。
「楽ではない、でもやる価値がある」
一緒に成長してゆきましょう!